【飲めるサーモンのレモンクリーム】
【開発ストーリー】
このお店を開業してから15年ほどが経ちました。そこで気づいたんです。「ある食材」にだけ手を出してないことを。そう、それが「サーモン」です。正直、王道すぎて盲点でした。常に新しい挑戦を求め続けるPastaクオーレがこのパスタで目指したのは「飲めるほどに、とろとろ」「ギリギリの低音火入れのサーモン」を主役にしたパスタです。フランス料理では「ミキュイ」や「コンフィ」と呼ばれる調理法ですが、つまり「生にみえるけど、火が通っている」状態のことです。これまでにはなかった新感覚のサーモンのパスタ。新たな風味の発見と驚き。これをもし、お客様に体感していただくことができたら?それを考えるとワクワクが止まりませんでした。そんな湧き上がる情熱と共に開発がスタートしました。なんといっても一番の難関は、サーモンの火入れのベストなポイントを見つける作業でした。味は「生のサーモン」の美味しさを表現したい。でも「崩れるほどのホロホロ感」を実現するには、「焼いたサーモン」のフレーバーが出ないギリギリまで火入れを攻めなくてはいけません。この2つの要素を両立させるポイント。ここを見つけることに全精力を注ぎました。その他の構成として「ホワイトアスパラガス」そして、後半で味をガラッと変える存在として「ディルと春菊のペースト」です。このペーストは、レモンクリームと合わさった時に花が開くというか、そこを想定して配合を考えました。この絶妙なバランスが、一皿の深みと広がりを生み出します。ここにも是非注目して楽しんでいただきたいです。それでは、「生っぽいけど生じゃない」サーモンの持つ独特の美味しさを、全身で感じていただけることを願っています。
How to make pasta
用意するもの:
ボール
ざる
小鍋2つ(テフロンなどでも可)
トング
はさみ
バット(大きめのお皿でも可)
ゴムベラ(あれば便利です)
塩(麺を茹でる用)
再現パスタのパーツと時間:
サーモン 冷蔵庫で12時間解凍
レモンクリームソース 9分30秒
ディルと春菊のソース 常温
粉チーズ 常温
(グラナパダーノチーズ)
ピンクペッパー 常温
昆布(麺の袋の中に入ってます)
麺(スパゲッティー) 3分50秒
※まれに所々、白っぽくなっていることがありますが
品質に問題はありません)
作り方:
①鍋に水を入れる。(2つとも)
②ソースを温める方の鍋に火をつける。
③麺を茹でる用の鍋に、1.5%の塩と昆布を入れて火をつける。
(昆布は麺の袋の中に入ってます。塩は1ℓなら15g)
(昆布はお湯が沸いたら、外してください)
動画01:23〜
④ソースの方のお湯が沸いたら、「レモンクリームソース」を入れて9分30秒でタイマーをかける。
(※ソースは板状になっています。鍋に入らない時は、まず先だけ入れて、しばらくキープしていると、溶けて柔らかくなってきますので、その後、ポキっと折り畳むように入れてください)
動画02:41〜
⑤ボールにお湯を張り、その中に「サーモン」を入れて温める。
(このパスタはここめっちゃポイントです!)
(お湯の設定は大体40度前後になっています。もし設定が極端に熱かったり、冷たかったりする場合は、40度を目安に調節してください)
動画03:03〜
⑥タイマーが2分50秒になったところで、「麺」を茹で始める。
(※茹で時間はトータルで3分50秒ですが、茹であがったらすぐ合わせたいので、準備の時間として1分遅らせて仕上がるようにします。なので後でプラス1分のタイマーをかけます)
動画03:44〜
⑦麺を入れたら、鍋の温度が下がるので少し火を強める。そして必ずトングでほぐす。
(※再沸騰したら、そのままだと吹きこぼれてしまうので弱めてください)
⑧ソースのタイマーが鳴ったら、すぐにプラス1分のタイマーをかけ、ソースをバットに取り出す。
(※麺の茹で時間をトータルで3分50秒にするためプラス1分かけます)
動画04:46〜
⑨「レモンクリームソース」をボールにあけ、麺があがるのを待つ。
(※片方に寄せてからだと入れやすいです。分量は麺の量に対してちょうどに合わせてあるのでなるべく取りきってください)
動画05:05〜
⑩再びタイマーが鳴ったら、すぐに麺をザルにあけ、ボールに入れる。
(そんなにしっかり切らず、サッときる)
動画05:25〜
⑪「レモンクリームソース」と「麺」をあえる。「グラナパダーノ」を数回に分けて入れ全体に行き渡るようにあえる。
(※生パスタなので混ぜているだけで、乳化してトロっとしてきます。それを少し感じるまで混ぜてください)
動画05:44〜
⑫パスタをなるべく大きめのお皿に盛り付ける。その時、先に麺を盛り付けて、最後に具とソースがくるようにすると豪華にみえます。
(※ボールに残った、ソースもゴムベラなどで取りきってください。分量が麺とちょうどいい量に合わせているのでより再現性が高まります)
動画06:20〜
⑬「サーモン」をお湯から取り出して、パスタの真ん中に盛り付ける。
(この時サーモンの状態がゆるいので取り出すときに崩れないように注意してください)
動画06:57〜
⑭「ディルと春菊のソース」をお皿の外側2箇所に盛り付ける。
(この時スプーンでシャッと線を引くと盛り付けがかっこよくなります)
動画07:17〜
⑮「ピンクペッパー」を「ディルと春菊のソース」の上にかける。残りはサーモンにかからないように全体に散らします。完成。
(※盛り付けている時に自分に向いてるところが、正面として写真を撮ると綺麗に撮れます)
動画07:39〜
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