【春の”カリオストロ城風”スパゲッティー】
【開発ストーリー】
このパスタの開発の始まりは、ルパンの「カリオストロの城」に出てくるパスタみたいな「ミートボールのパスタ」をやりたい!という所からスタートしました。春は「新鮮な」「力強い」「ほろ苦さ」といったキーワードに敏感になる傾向があります。そこで春の食材「そら豆」を中心に据えることにしました。ミートボールにはシャキッとした力強い食感を加えるために「筍」を入れています。また、映画でみるのと、実際食べるのとはまた違います。ひき肉が普通の割合だと(豚50%牛50%)ちょっと重く感じるというか、これだと、何個も食べれないんですよね。そこで豚80%牛20%に変更することで、軽いふわっとした仕上がりにしています。でもこの配合だと逆にあっさりしすぎてしまうため、自家製のベーコンを少し刻んで加えることで旨みとコクを補っています。そしてセモリナ粉を纏わせて火入れすることで、表面はほんのりガリッとしてて、中はフワッとしてる食感をイメージしています。ひき肉の割合も豚50%牛50%から、豚80%牛20%に変更し、自家製のベーコンを刻んだものを少し加えることにしました。火の入れ方は、最初にオーブンで焼いた後、表面をローストし、最後に炭火で香ばしい香りをつけます。食欲を刺激し、春の息吹を感じるような、力強さをここで表現しました。
How to make pasta
用意するもの:
ボール
ざる
小鍋2つ(テフロンなどでも可)
トング
はさみ
バット(大きめのお皿でも可)
ゴムベラ(あれば便利です)
塩(麺を茹でる用)
再現パスタのパーツと時間:
ミートボール 12分
そら豆のソース 7分
ミニトマトのロースト 5分
ペコリーノロマーノ 常温
ブラックペッパー 常温
オリーブオイル 常温
昆布(麺の袋の中に入ってます)
麺(スパゲッティー) 3分50秒
(まれに所々、白っぽくなっていることがありますが品質に問題はありません)
作り方:
①鍋に水を入れる。(2つとも)
②ソースを温める方の鍋に火をつける。
③麺を茹でる用の鍋に、1.5%の塩と昆布を入れて火をつける。
(昆布は麺の袋の中に入ってます。塩は1ℓなら15g)
(昆布はお湯が沸いたら、外してください)
動画00:52〜
④ソースの方のお湯が沸いたら、「ミートボール」を入れて、12分でタイマーをかける。
動画02:33〜
⑤タイマーが残り7分になったら「そら豆のソース」を入れる。
(※ソースは板状になっています。鍋に入らない時は、まず先だけ入れると溶けてきますので、その後、折り畳むように入れてください)
動画02:43〜
⑥タイマーが残り5分になったら「プチトマトのロースト」を入れる。
動画02:59〜
⑦タイマーが2分50秒になったところで、「麺」を茹で始める。
(※茹で時間はトータルで3分50秒ですが、茹であがったらすぐ合わせたいので、ソースより1分遅らせて仕上がるようにするためにこのタイミングで入れます)
動画03:03〜
⑧麺を入れたら、鍋の温度が下がるので少し火を強める。そして必ず箸でほぐす。
(※再沸騰したら、そのままだと吹きこぼれてしまうので弱めてください)
動画03:32〜
⑨ソースのタイマーが鳴ったら、すぐにプラス1分のタイマーをかけ、ソースの鍋のパーツをすべてバットに取り出す。
(※麺の茹で時間をトータルで3分50秒にするためプラス1分かけます)
動画03:56〜
⑩「そら豆のソース」をボールにあけ、麺があがるのを待つ。
(※片方に寄せてから入れると入れやすいです。分量は麺の量に対してちょうどに合わせてあるのでなるべく取りきってください)
動画04:08〜
⑪再びタイマーが鳴ったら、すぐに麺をザルにあけ、ボールに入れる。
(そんなにしっかり切らなくていいです)
動画04:26〜
⑫「そら豆のソース」と「麺」をあえる。
(※生パスタなので混ぜているだけで、乳化してトロっとしてきます。それを少し感じるまで混ぜてください)
動画04:41〜
⑬パスタをお皿に盛り付ける。
(※ボールに残った、ソースもゴムベラなどで取りきってください。分量が麺とちょうどいい量に合わせているのでより再現性が高まります)
動画04:55〜
⑭「ミートボール」を周りに均等間隔で並べていく。
動画05:13〜
⑮「プチトマト」を真ん中に盛り付ける。
動画05:20〜
⑯「ペコリーノロマーノ」を「ミートボール」に均等にかけていく。それから残りは全体に振りかける。
動画05:32〜
⑰「ブラックペッパー」と「オリーブオイル」を全体に振りかける。完成。
(※盛り付けている時に自分に向いているとこが正面として、写真を撮ると綺麗に撮れます)
動画05:59〜
おまけ:「春のカリオストロの城風スパゲッティー」開発エピソード
動画06:47〜
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