【夏の"カリオストロ城風"スパゲッティー】
How to make pasta
すっかりPastaクオーレの名物の一つになったこの「カリオストロシリーズ」ですが、夏バージョンはトマトソースです。このパスタの開発の始まりは、ルパンの「カリオストロの城」という映画のワンシーンでした。そこに出てくる大きなミートボールがのったパスタにインスピレーションを受けたのがきっかけです。そして映画で描かれているパスタは、トマトソースなんですよね!だから夏バージョンは映画のパスタにより近いです。今回はメインのミートボールをすこし改良しました。「豚ハツ」を小さくカットして混ぜ込む事で、たまに「シャキッ」とした食感のアクセントが加わります。食欲が落ちがちな夏でも最後まで美味しくお召し上がりいただけるようイメージしてレシピを考えました。ミートボールの火の入れ方は、最初にオーブンで焼いた後、表面をローストし、最後に炭火で香ばしい香りをつけながら仕上げていきます。表面にセモリナ粉を纏わせて火入れすることで、最初ほんのりガリッとしてて、中はフワッとしてる食感をイメージしています。トマトソースに合わせる食材には、まず「茄子」です。素揚げしてからトマトソースと馴染ませます。そしてそこに「バジル」の香りを合わせます。今シーズンはここに「清涼感」を少し加えたくて、刻んだミントを少しだけ仕上げに盛り付けています。バジルの甘い香りと、茄子、トマトソースの組み合わせは王道です。でも王道という事は、長い時間かけて人が辿り着いた、暑い季節に体が求める「美味しさ」とも言えると思っています。ぜひ夏ならではのパスタをお楽しみください!
用意するもの:
ざる
小鍋2つ(テフロンなどでも可)
トング
はさみ
バット(大きめのお皿でも可)
ゴムべら(あれば便利です)
塩(麺を茹でる用)
再現パスタのパーツと時間:
ミートボール 12分
作り方:
①鍋に水を入れる。(2つとも)
②ソースを温める方の鍋に火をつける。
③麺を茹でる用の鍋に、1.5%の塩と昆布を入れて火をつける。
(昆布は麺の袋の中に入ってます。塩は1ℓなら15g)
(昆布はお湯が沸いたら、外してください)
動画01:21〜
④ソースの方のお湯が沸いたら、「ミートボール」を入れて12分でタイマーをかける。
動画02:38〜
⑤タイマーが残り7分になったら「トマトソース」を入れる。
(※ソースは板状になっています。鍋に入らない時は、まず先だけ入れると溶けてきますので、その後、折り畳むように入れてください)
動画02:47〜
⑥タイマーが2分50秒になったところで、「麺」を茹で始める。
(※茹で時間はトータルで3分50秒ですが、茹であがったらすぐ合わせたいので、ソースより1分遅らせて仕上がるようにするためにこのタイミングで入れます)
動画03:03〜
⑦麺を麺を入れたら、鍋の温度が下がるので少し火を強める。そして必ず箸でほぐす。
(※再沸騰したら、そのままだと吹きこぼれてしまうので弱めてください)
動画03:34〜
⑧ソースのタイマーが鳴ったら、すぐにプラス1分のタイマーをかけ、ソースの鍋のパーツをすべてバットに取り出す。
(※麺の茹で時間をトータルで3分50秒にするためプラス1分かけます)
動画03:51〜
⑨「トマトソース」をボールにあけ、麺があがるのを待つ。
(※片方に寄せてから入れると入れやすいです。分量は麺の量に対してちょうどに合わせてあるのでなるべく取りきってください)
動画04:02〜
⑩再びタイマーが鳴ったら、すぐに麺をザルにあけ、ボールに入れる。
(そんなにしっかり切らなくていいです)
動画04:19〜
⑪「トマトソース」と「麺」をあえる。とろみを感じたら「グラナパダーノチーズ」を半分パスタによくあえる。
(※生パスタなので混ぜているだけで、乳化してトロっとしてきます。それをしっかり感じるまで混ぜてください)
動画04:32〜
⑫パスタをお皿に盛り付ける。
(※ボールに残った、ソースもゴムベラなどで取りきってください。分量が麺とちょうどいい量に合わせているのでより再現性が高まります)
動画04:56〜
⑬「ミートボール」をパスタの周りに盛り付ける。
動画05:01〜
⑭「ブラックペッパー」を全体に振りかける。
動画05:09〜
⑮「バジルミントオイル」を真ん中あたりに盛り付ける。
動画05:15〜
⑯残りの「グラナパダーノチーズ」と「オリーブオイル」を全体に振りかける。完成。
(※盛り付けている時に自分に向いているとこが正面として、写真を撮ると綺麗に撮れます)
動画05:22〜
おまけ:「夏のカリオストロの城風スパゲッティ」開発エピソード
動画06:02〜
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