【冬の”カリオストロ城風”スパゲッティー】
【開発ストーリー】
春、夏、秋、と続くこのシリーズもついに第4弾です!このパスタの開発の始まりは、ルパンの「カリオストロの城」という映画のワンシーンでした。そこに出てくる大きなミートボールがのったパスタにインスピレーションを受けたのがきっかけです。でも映画でみるのと、実際食べるのとはまた違うので、工夫しているポイントがあります。メインの大きなミートボールです。ひき肉が普通の割合だと(豚50%牛50%)ちょっと重く感じるというか、これだと、何個も食べれないんですよね。そこで豚80%牛20%に変更することで、軽いふわっとした仕上がりにしています。でもそれだとあっさりしすぎてしまうため、自家製のベーコンを少し刻んで加えることで旨みとコクを補っています。火の入れ方は、セモリナ粉を纏わせて火入れすることで、表面はほんのりガリッとしてて、中はフワッとしてる食感をイメージしています。冬verのコンセプトは、「チーズイン」と「ポルチーニのホワイトクリーム」です。季節は冬なので「濃厚さ」「濃く」を中心に置いて構成を考えました。まずイメージしたのは「フォークを入れると中からチーズがドバッと溢れてくるミートボール」です。「グリュイエールチーズ」というスイス・グリュイエール 地方原産のチーズと3種類のチーズをブレンドして作る特製のチーズフォンデュソースを中に練り込みました。合わせるソースはクリームソースと相性の良い「ポルチーニ茸」の香りとキャラメリゼしたオニオンでほんのりと甘みを持たせた濃厚なホワイトクリームです。ミートボールを割るときのワクワク感。肌寒い時にほっこり濃厚なポルチーニのホワイトクリーム。この季節ならではの美味しさを御賞味ください。後半の味のアクセントとして「春菊とディルのペースト」を添えました。ポルチーニのホワイトクリームは最初にインパクトがある分、単調になりやすいです。お好きなタイミングで合わせていただき、ぜひ最後までパスタをお楽しみください!
How to make pasta
用意するもの:
ボール
ざる
小鍋2つ(テフロンなどでも可)
トング
はさみ
バット(大きめのお皿でも可)
ゴムベラ(あれば便利です)
塩(麺を茹でる用)
再現パスタのパーツと時間:
ミートボール 12分
ポルチーニ入りクリームソース 9分30秒
春菊とディルのソース 常温
グラナパダーノチーズ 常温
(パウダー状の粉チーズ)
ブラックペッパー 常温
昆布(麺の袋の中に入ってます)
麺(スパゲッティー) 3分50秒
※まれに所々、白っぽくなっていることがありますが
品質に問題はありません)
作り方:
①鍋に水を入れる。(2つとも)
②ソースを温める方の鍋に火をつける。
③麺を茹でる用の鍋に、1.5%の塩と昆布を入れて火をつける。
(昆布は麺の袋の中に入ってます。塩は1ℓなら15g)
(昆布はお湯が沸いたら、外してください)
動画01:23〜
④ソースの方のお湯が沸いたら、「ミートボール」を入れて12分でタイマーをかける。
動画02:32〜
⑤タイマーが残り9分30秒になったら、ソースの鍋に「ポルチーニ入りクリームソース」を入れる
(※ソースは板状になっています。鍋に入らない時は、まず先だけ入れて、しばらくキープしていると、溶けて柔らかくなってきますので、その後、ポキっと折り畳むように入れてください)
動画02:40〜
⑥タイマーが2分50秒になったところで「麺」を茹で始める。
(※茹で時間はトータルで3分50秒ですが、茹であがったらすぐ合わせたいので、ソースを準備する時間などを考えて、1分遅らせて仕上がるようにします。なので、後でプラス1分のタイマーをかけます)
動画03:20〜
⑦麺を入れたら、鍋の温度が下がるので少し火を強める。そして必ずトングでほぐす。
(※再沸騰したら、そのままだと吹きこぼれてしまうので弱めてください)
動画03:30〜
⑧ソースのタイマーが鳴ったら、すぐにもう一度プラス1分のタイマーをかけ、具材を全てバットに取り出す。
(※麺の茹で時間をトータルで3分50秒にするためのプラス1分です。)
動画03:42〜
⑨「ポルチーニ入りクリームソース」をボールにあけ、麺があがるのを待つ。
(※片方に寄せてからだと入れやすいです。分量は麺の量に対してちょうどに合わせてあるのでなるべく取りきってください)
動画03:52〜
⑩再びタイマーが鳴ったら、すぐに麺をザルにあけ、ボールに入れる。
(麺の水気は、そんなにしっかり切らず、サッときるくらいでお願いします)
動画04:05〜
⑪「ポルチーニ入りクリームソース」と「麺」をあえる。
(※生パスタなので混ぜているだけで、乳化してトロっとしてきます。それを感じるまで混ぜてください)
動画04:18〜
⑫パスタをお皿に盛り付ける。
(※先に麺を盛り付けて、最後に具とソースがくるようにすると豪華にみえます)
(※ボールに残ったソースもゴムベラなどで取りきってください。分量が麺とちょうどいい量に合わせているのでより再現性が高まります)
動画04:29〜
⑬「ミートボール」を周りに均等に盛り付ける。
(チーズが中に入っているため破けやすいです。丁寧に盛り付けてください)
動画04:42〜
⑭「春菊とディルのソース」をお皿の外側2箇所に盛り付ける。
(この時スプーンでシャッと線を引くと盛り付けがかっこよくなります)
動画04:59〜
⑮「ブラックペッパー」をパスタに満遍なく盛り付ける。
動画05:03〜
⑯「グラナパダーノチーズ」を全体に盛り付ける。完成。
動画05:07〜
おまけ:冬の”カリオストロの城風”スパゲッティー開発エピソード
動画06:14〜
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