【低温ローストポークの極薄スライスのスパゲッティー】
How to make pasta
「暑い時にこの感じ美味しいよね」というのがこのパスタの出発点でした。人って季節で美味しいと感じるものが変化していきます。例えばこのパスタも、真冬の寒い時期に食べたらまた全然違って感じると思います。夏には夏の美味しさがある。このパスタのコンセプトはここです。まずメインの「低温ローストポーク」ですが、塊のままの豚ロースをギリギリの低温で3時間火入れしています。それをその都度、スライサーで極薄にスライスすることによりシュワっとした軽い食感にしています。そして合わせる食材は「自家製のセミドライトマト」です。塩を少し振ってから専用のドライフルーツメーカーで12時間乾燥させてオリーブオイルに漬け込みます。ソースはアンチョビとニンニク、唐辛子のシンプルなオリーブオイルのソースに、サッと火入れした京野菜の「万願寺とうがらし」を合わせています。ドライトマトの甘みと酸味。万願寺とうがらしの青々しさとほんのりとした苦味。夏の暑い時期にでも食欲が沸き立つパスタとしてレシピを考えました。ぜひ夏ならではの美味しさをお楽しみください。
用意するもの:
ざる
小鍋2つ(テフロンなどでも可)
トング
はさみ
バット(大きめのお皿でも可)
ゴムべら(あれば便利です)
塩(麺を茹でる用)
再現パスタのパーツと時間:
低温ローストポーク 解凍:冷蔵庫で3時間以上
自家製ドライトマトのソース 7分
塩 常温
オリーブオイル 常温
昆布(麺の袋の中に入ってます)
麺(スパゲッティー) 3分50秒
(まれに所々、白っぽくなっていることがありますが品質に問題はありません)
作り方:
①鍋に水を入れる。(2つとも)
②ソースを温める方の鍋に火をつける。
③麺を茹でる用の鍋に、1.5%の塩と昆布を入れて火をつける。
(昆布は麺の袋の中に入ってます。塩は1ℓなら15g)
(昆布はお湯が沸いたら、外してください)
動画01:12〜
④ソースの方のお湯が沸いたら、「自家製ドライトマトのソース」を入れて7分でタイマーをかける。
(※ソースは板状になっています。鍋に入らない時は、まず先だけ入れて、しばらくキープしていると、溶けて柔らかくなってきますので、その後、ポキっと折り畳むように入れてください)
動画02:21〜
⑤タイマーが2分50秒になったところで、「麺」を茹で始める。]
(※茹で時間はトータルで3分50秒ですが、茹であがったらすぐ合わせたいので、準備の時間としてソースより1分遅らせて仕上がるようにします。あとでプラス1分でタイマーをかけます)
動画02:40〜
⑥麺を入れたら、鍋の温度が下がるので少し火を強める。そして必ずトングでほぐす。
(※再沸騰したら、そのままだと吹きこぼれてしまうので弱めてください)
⑦ソースのタイマーが鳴ったら、すぐにプラス1分のタイマーをかけ、ソースをバットに取り出す。
(※麺の茹で時間をトータルで3分50秒にするためのプラス1分です)
動画03:29〜
⑧「自家製ドライトマトのソース」をボールにあけ、麺があがるのを待つ。
(※分量は麺の量に対してちょうどに合わせてあるのでしっかり取りきってください)
動画03:40〜
⑨再びタイマーが鳴ったら、すぐに麺をザルにあけ、ボールに入れる。
(そんなにしっかり切らず、サッときる)
動画03:54〜
⑩「自家製ドライトマトのソース」と「麺」をあえる。
(※今回はペペロンチーノなのでサッとでOK。混ぜすぎない方が美味しいです)
動画04:09〜
⑪パスタをお皿に盛り付ける。あとで「低温ローストポーク」が真ん中にくるので、具は周りに盛り付けてスペースを空けておく。
(※ボールに残った、ソースもゴムベラなどで取りきってください。分量が麺とちょうどいい量に合わせているのでより再現性が高まります)
動画04:20〜
⑫「低温ローストポーク」を真ん中に盛り付ける。
動画04:29〜
⑬「塩」と「オリーブオイル」を真ん中に辺りに振りかける。完成。
動画04:39〜
おまけ:『低温ローストポークのスパゲッティ』開発エピソード
動画05:13〜
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